夏を乗り切りたい！元気が出るステーキレストラン「GOLD STEAK HOUSE」｜平塚

こちらのお店は、以前取材をさせていただいた千石河岸にある長谷金本店の社長さんからお勧めされたお店です。
長谷川さんには、「オーナーの人柄がよくまじめでとても丁寧なお仕事をされる方で、おいしいステーキが食べられる店ですよ」と勧められました。

実は以前知人と一緒に伺ったことがありその味を存じていたので、いつかご紹介したいなと思っていました。
そんな折のお勧めのお店ですからぜひと思いお伺いすると、快く取材をお引き受けくださいましてオーナーの瀬間（せま）さんにお話をうかがってきました。

ステーキハウスに草食系男子登場！？

瀬間さんにお会いして、実際ちょっと驚いてしまいました。あまりにも繊細な印象の方でステーキとは結びつかないような優しい朗らかなお人柄だったからです。初対面にして人の良さがにじみ出たような印象のオーナーさんでした。

瀬間さんは小学校の頃から平塚で過ごし、社会人になって一度この地を離れて過ごしたもののまた戻ってくることができたとうれしそうに話されるすてきな方でした。

お店の名前の由来をお聞きすると、ジムに行った先でふと思い浮かんだ、運動には肉だろうというイメージが結びついて決めたお店の名前だったそうです。

平塚が好き♪それだけです

お店の開店までの経緯をお聞きしました。元々は広告会社でお勤めだったそうで、その後フリーでお仕事をされながら、地元で暮らしていきたいなと思っていたそうです。
お店のある須賀漁港のエリアは、静かな住宅街に囲まれた中にある漁港や相模川河口、そして平塚海岸につながっている場所柄、地元の人から見てもあまり新規の方の出入りはない印象のエリアです。
市場に関連した方や釣り人、サーファーなどがやってくる中で、ここに住みたいとなるとチャンスを待たないと住めないような場所です。

そのような場所に当時地元では有名な穴場的ステーキレストランがありました。そこがたまたま空いたのでそのままステーキハウスとして2019年に開業したそうです。
なぜステーキハウスを？とお聞きすると「もともとここがステーキ屋さんだったから。」という回答。大抵はお店をされている方にお話を聞くと、この食べ物に、この品物にこだわりがあり・・・というお話が聞けて、想いがひしひしと伝わるのですが、瀬間さんの揺るぎないお答えは「平塚で暮らしていきたいから。」それが前面に出ていました。

そんなふうに書くと、こだわりがないの？と受けとられそうですがとんでもないです。全く分野の違うジャンルに挑むチャレンジャーの努力は素晴らしいものでした。

好きこそ物の上手なれ

地元で暮らしていきたい想いの強さによるスタートではあるものの、お店をオープンするまでの努力は惜しみませんでした。
瀬間さんにとって肉という未開の分野への挑戦。お話を聞きながら、私もワクワクしてしまいました。

知り合いの焼肉屋さんからノウハウを引き継ぎ、肉の切り方から教わり、仕入れに関してはなるべく地元業者にと考えられたそう。縁を作る努力も惜しまず開拓されていったようです。
そしてたどり着いた今のお店のスタイルは『おいしく食べて欲しい』その気持ちだけで作っているとおっしゃっていました。

自分が食べて一番おいしいと思うものを提供したいということで、味の基本や提供の仕方は瀬間さんがおいしいなと感じるものを選んでいるそうです。

実際にランチにお邪魔していただいたステーキは、ガーリックライスにのっているステーキランチでした。私はグランドメニューからお肉を選んだのですが、噛むたびに滲み出るような肉本来の味の良さが贅沢なランチでした。

ステーキにかけるソースも色々とそろえてあり、中でも私のオススメは野菜のすりおろしでできているゴールドステーキソースです。
友人の食べたランチメニューは150gのサーロインステーキですが、肉の味はもちろん、赤ワインソースが味を引き立ててくれる充分食べ応えがあるお昼ご飯でした。

あまりにおいしかったので、家族のお土産に真空パックになったステーキを買って帰りましたが、その保冷バッグがゴールドだったのでゴールドステーキハウスさんに幸せ気分もお裾分けしてもらった気分です。

友人の憩いの場になればいいと話してくださった瀬間さんのマインドがお客さんにも伝わるお店だろうなと応援したくなりました。
ぜひみなさんもスタミナをつけて、暑い夏を乗り切りましょう。

GOLD STEAK HOUSE
住所：神奈川県平塚市千石河岸30-15リバーサイド202
アクセス：JR東海道線「平塚駅」南口よりバスで約10分
TEL：0463-26-7213
営業時間：11:30~14:00／17:00~22:00
定休日：火曜、水曜