モーニングをやっているコーヒーショップを見つけると、なんだかうれしい気持ちになります。
「今日は朝からゆっくり過ごしたいな」と思ったら「SAKURA珈琲」がおすすめです。
SAKURA珈琲は、2024年1月にオープンしました。旧吉田茂邸のすぐ近くにあります。国道1号線から1本はいった民家の中にあり、普段の暮らしの中で楽しんだり、散策の途中に立ち寄って楽しんだりするのもいいですね。
モーニングを楽しめる
開店は朝8時です。
さまざまな種類のコーヒー豆から、マスターと話しながら自分好みのコーヒーを選ぶ楽しさがあります。
フルーティーな味わいが好きな私に、マスターがすすめてくださったのは「浅煎り エルサルバドル」でした。
注文してから豆が挽かれ、サイフォン式でていねいに抽出されていきます。う~ん、いい香りです!
数あるコーヒーカップから一つ選ばれ、温められます。そこへ、出来立てのコーヒーが注がれました。
さっそく一口いただきます。
期待通りの華やかな香りとフルーティーな味わい!朝からおいしいコーヒーが飲めるって本当に幸せですよね。
そうこうしているうちに、マスターがホットサンドを作ってテーブルに持ってきてくださいました。
程よく焼き目がみられ、サクサクに仕上がった耳が魅力的!中に何が入っているかは食べてのお楽しみです。
ホットサンドの中は、ハム・チーズ・たまごフィリングでした。間違いないトリオが口の中に入ってきて、おいしさの大渋滞を引き起こします。
モーニングってすばらしいですね。しあわせを感じるひと時です。
おいしさの秘訣
おいしさは、いろんなものでできていると私は思います。
食材、作り方、場所、一緒に過ごす人…。いろんな条件がかさなっていくと、おいしさと満足感が増していきますよね。
マスターにコーヒーのおいしさを聞くと、1つにはお水があるとのことでした。
なにげなくテーブルに出された水は、こだわりの水でした。
マスターは、日本三大清流の1つ静岡県駿東郡清水町の柿田川へ毎週足を運び、水を汲んでいます。この水を惜しげもなく、お店で使っています。水出しコーヒーもホットコーヒーも、そしてもちろんお冷も。おいしさのために労を惜しまない姿勢がうれしいですね。
ちなみにこの柿田川は、静岡県駿東郡清水町を流れる全長約1.2kmの日本で最も短い一級河川です。1日120万トン。富士山からの湧水を水源とする日本でもめずらしい川といわれています。この湧水には、100mlあたり約1.40mgの豊富なカルシウム、ナトリウムは約0.94mgが含まれており、硬度の平均は1リットルあたり48.0mgから61.0mgです。日本人に飲みやすいと言われている軟水に分類されています。
水の情報を調べながらコーヒーを飲むのも楽しいものです。
お店は秘密基地のような雰囲気でわくわくします。
懐かしいフィギュアやミニカーを眺めながらゆっくりと時間を過ごすのもいいですね。
アパレル業界で働いてきたマスターの一面も垣間見えます。おしゃれな場所に身を置くと自分もおしゃれになった気持ちになる。そう思うのは私だけでしょうか。
夫婦や恋人と一緒に過ごすのにもおすすめです。
いろんなシーンに合わせて過ごせる環境も、おいしさと満足感を作る大切な要素ですね。
おだやかな天気の日にはテラス席
お店の外には、テラス席もあります。
テーブルやイスは、マスターが手作りしていてぬくもりが感じられるものです。
このテラス席では、大切な家族と一緒に過ごしていただけます。
わんちゃんは大切な家族です。
このフックに、リードをつけておくことができます。テーブルはしっかり固定されていますので気兼ねなく利用できます。
気持ちの良い日に散歩に出かけ、途中立ち寄っておいしいコーヒーを飲む。
いい時間が過ごせること間違いなしです。
食事やケーキも楽しめる
九州出身の私としては見逃せないメニューを発見しました。「GRILLED CURRY(焼きカレー)」があります。
焼きカレーは、北九州門司港名物です。マスターにお聞きすると、奥様が北九州のご出身でこのメニューがあるそうです。
「次回は食べるぞ!」と心に決めました。
ほかにも、ケーキなどデザートも楽しめます。いつ行っても、おいしく楽しい時間が待っています。
ゆっくりと時間を過ごしたい時、SAKURA珈琲に立ち寄ってみるのはいかがですか。
SAKURA珈琲
住所:神奈川県中郡大磯町国府本郷526-1
アクセス:JR東海道本線「大磯駅」からバス「城山公園前」下車徒歩約4分
営業時間:8:00〜17:00
定休日:月曜日 ・第三火曜日
駐車場:あり
電話:0463-86-3089
Instagram:@sakura_coffee_oiso