平塚駅南口を下りて歩くこと約4分、駅前の立派なビルの裏手にこだわりのスープカレー屋さんがあります。
それが「湘南スープカレー海月」。
小さな店舗でひっそりと営業しているので、地元でも知らない人が多いほど。
ですが、そのお店の中はいつもにぎわっていて、ウェイティングが出ていることも多いんです。
そんな知る人ぞ知るこだわりのカレー屋さん「湘南スープカレー海月」をご紹介します。
隠れ家風のかわいらしい店構え
2020年7月にオープンしたスープカレー専門店「湘南スープカレー海月」。
北海道でブームになったスープカレーですが、その専門店は平塚市内でも数えるほどです。
サラッとしてコクのあるスープとごはんを絡めて食べるとおいしいですよね。
そんなスープカレーを求めてやってきたのが、駅前でありながら路地裏の隠れ家のような雰囲気の「湘南スープカレー海月」。
とてもすてきな看板ですよね。
入り口にはウェイティングボードが置いてあり、人気のほどが伺えます。
この日は休日でしたが、ちょうどカウンター席が空いているとのことで、すぐに通してもらえました。
テラス、テーブル、カウンター
店内には2つのテーブルとカウンター席、外にテラス席と全部で15席のこぢんまりしたお店。
この日は肌寒かったこともありテラス席にはお客さんを通していなかったようでしたが、店内は満席でした。
カウンター席は椅子が高くて勢いをつけて上がりましたが、座ってしまえば居心地が良かったです。
お店は店主と女性で切り盛りされているようで、お客さんが多いため忙しそう。
インテリアもグリーンが飾られていたりポスターが貼られていたりと、店主のこだわりが垣間見える店内でした。
こだわりの注文方法
メニューが一風変わっています。
注文方法は、
1. カレーを選ぶ
2.スープを選ぶ
3.辛さを選ぶ
4.ライスの量を選ぶ
の4段階。
スープの種類は、基本の「オリジナルスープ」、エビやホタテなどのコクたっぷりの「海の幸スープ」、太陽の恵みをいっぱいに浴びたトマトベースの「ソルトマスープ」、ココナッツとハーブが効いたエスニックな味わいの「タイココナッツスープ」の4種類がありました。
オリジナルスープ以外はプラス料金のシステム。
はじめてだったので、基本の「20品目の旬菜たっぷりカレー」を「オリジナルスープ」の3辛(中辛)で、普通盛ライスでいただくことに。
また、一緒に行った家族は「チキンレッグ旬菜たっぷりカレー」を「オリジナルスープ」2辛で少盛ライスにしました。
他にも旬菜をベースにタフゴレンという揚げ豆腐を使った一風変わったカレーや、ジューシーなウィンナーや豚しゃぶがトッピングされたものなど、7種類ほどのメニューがありました。
見た目にもおいしい迫力の一皿
やってきたのはこのボリュームたっぷりの一皿。
「20品目の旬菜たっぷりカレー」は、地元湘南野菜を中心に20品目の旬菜が色鮮やかでとってもにぎやかです!
その日使われている野菜は店内に掲示してありました。
ひと口食べると、甘さ控えめでスパイスが香るさっぱりスッキリしたスープが印象的。
ごはんを浸して食べると、雑穀米とスープがマッチして歯ごたえが楽しくクセになります。
大きくカットして素揚げされたゴロゴロ野菜は、それぞれしっかり素材の味がありホックリ甘くておいしい。
スープと合わせるとより甘みが引き立つようでした。
また特筆すべきは「チキンレッグ旬菜たっぷりカレー」。
売り切れていることもあるチキンレッグカレーは、ゴロゴロの旬菜に加えてこんがり香ばしく焼けたチキンレッグがドーンとのった大迫力。
皮がぱりぱり、中はジューシーでしっとりした香ばしいチキンが、野菜たっぷりのさっぱりカレーにコクと深みをもたらして、満足感たっぷりです。
この「チキンレッグ旬菜たっぷりカレー」も本当に絶品でした!
ランチにもディナーにも
メニューはスープカレーのみ、というこちらのお店ですが、ボリュームたっぷりながら重すぎないので、ランチにもディナーにも利用しやすいです。
カレー屋さんらしくラッシーをはじめとしたソフトドリンクや、一風変わったベトナムビール、レモンビールなどといったアルコールメニューもあるので、ゆっくりディナーもおすすめです。
湘南スープカレー海月
住所:神奈川県平塚市八重咲町3-17ブルーショア湘南 101
アクセス:JR東海道線「平塚駅」南口より徒歩約4分
TEL:0463-79-8732
営業時間:11:30~15:00/17:30 ~ 21:30
定休日:月曜日、木曜日