意外な外観!平塚の住宅街に静かに佇む「海鮮処なみり」

平塚にはおいしい海鮮料理のお店がたくさんあります。
そんな中で最近、自宅から比較的近所にあるお店を友人に勧められてご一緒させていただきました。
いつも使うバスの路線沿いにあるのですが、住宅街にまぎれ気づいていなかったようです。

しかしお店に伺った時に、バスから看板を見つけて「あれはお店なのだろうか」と気になっていたことを思い出しました。今回は利用する機会ができて、ワクワクしました。

店の入り口には看板があり、これがバスの中から見えていたんです。
間近に寄って確認すると営業時間やメニューの一部が分かり、海鮮処なんだなと。
友人のプレゼンが素晴らしく、私の期待値は相当のものでした。

後になって店主にお話を聞かせていただくと、20歳から修行され24歳から46歳までご縁のあった店はマグロ丼やネギトロ丼などの丼もので有名な県内のお店でした。
なんと店構えはログハウスだったそうで、徐々に評判が広がりお客さんが増えたそうです。
そこで「どんな形でも時間はかかりますけどちゃんとしたものを出していれば、お客さんはきてくれることを学んだんですよ。」と店主のお話でした。

店主の店にかける想い

こちらの店主の西山さん47歳はここ平塚に店を構えて8ヶ月、元々ご実家があった場所にお店を構えることになりました。

当初はいろいろな店舗計画も膨らませていたそうです。
諸事情により自宅兼店舗という形で一人娘のお子さんと奥様と3人で店を守ることになり、自宅の温もりを残したまま運営することに決まったそうです。

まるで知り合いの家にお邪魔するような感じで玄関を開けると、まだ新しい温もりのある玄関がお客様を迎えてくれます。

靴を脱がずにそのままあがると、広々とした店舗が広がっています。1階を店舗として使っており、心地よい開放感のある店内となっていました。

店の営業日は決まっているものの、お子さんの学校行事に合わせて臨時休業になることもあるそうです。お店のインスタグラムやホームページで営業日をお知らせしているとのことでした。

地元でお店を開いたきっかけには、やはり地元のお仲間たちの声も大きかったようです。松ヶ丘小学校から大野中学校ご出身だそうで、店をオープンしたことを直接伝えたのは少数だけどみんな知ってるんじゃないかな、と。

また店の名前ですが、家族3人の名前をとって「なみり」なんだそうです。まさに家族で頑張っていこうという気持ちの表れみたいな印象を持ちました。
開店までにはいろいろとご苦労もあったのでしょう。

お店の目標は

お店のメニューは、通常メニューの他にボードに書かれたおすすめメニューがあります。
毎日、平塚茅ヶ崎魚市場で店主自らの目利きで仕入れたものを提供しています。

この日は漬け丼が安価でとてもおいしくいただけました。
実は私はあまりなまものを好んで食べないのです。しかし地元はやはり魚無くしては語れないというほど、海に面した素晴らしい土地柄もあり、時々無性に食べたくなります。なみりさんでもそうでした。

とてもおいしい海鮮で、昼間からこんなに幸せでいいのか?と思うほどのんびりお食事を楽しめました。
平塚は本当に新鮮なお魚が食べられて、地元の誇りでもあります。都内に住む友人はわざわざ足を運んででも食べたいと言ってくれます。

また、おすすめメニューにはミニ丼を付けるフライのメニューなどもあります。

すっかり気に入ってしまい、後日家族を連れて行ったことがあります。
牡蠣が好きだと店主にお話ししたら仕入れてくださっていて、とても幸せな食事になりました。

これからの目標はなんですか?と質問したところ、これからは魚の種類を増やし海鮮丼を主軸にワンランク上を目指していければ、と期待大のお言葉が返ってきました。

伊勢山バス停から降りてすぐの静かな住宅街にある海鮮処なみりに、ぜひみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

海鮮処なみり
住所:神奈川県平塚市東中原2丁目2-41
アクセス:JR東海道線「平塚駅」北口よりバスで約9分
TEL:0463-68-0006
営業時間:11:30~14:30/17:00~20:00
定休日:日曜日、祝日
※臨時休業の際はHP、Instagramでお知らせ

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。