町のシンボル“幸せの青い鳥”アオバトに会える海・大磯「照ヶ崎海岸」

照ヶ崎海岸(てるがさきかいがん)は大磯港に隣接した磯遊びができる海岸です。
明治時代、日本最初に開かれた海水浴場として当初は泳ぐというより潮湯治のような場所でした。
ここはアオバトの集団飛来地として国の天然記念物に指定されています。

アオバトとは私たちがよく街中で見かける鳩よりも小さく(全長約33センチ)、美しい緑色の羽で、「アーオアオ」と鳴く鳩です。

ちなみに大磯町の観光キャラクター「いそべぇ」「あおみ」は「町の鳥・アオバト」をモチーフにしてデザインされています。

5月〜11月まで繁殖地である丹沢から集団で飛来し、ピークは7月、8月に岩場で波しぶきをよけて海水を飲みに来る光景が見られます。

そのアオバトたちに会いに行ってきました。

大磯駅から徒歩約10分で行ける海

大磯駅から国道一号線に出て、「照ヶ崎海岸入口」という信号から港方面へ歩いていきます。
西湘バイパスの下をくぐると到着です。

案内図の右下にあるのが「照ヶ崎海岸」です。
この案内図の向こう側の海岸に降りていきます。

今が飛来のピーク・アオバトウォッチングの名所

到着したのが8時30分ごろ。すでにカメラを持った人たちがアオバトがやってくるのを待っていました。

波打ち際まで下りてきました。
左側には箱根連山、右側には富士山が見えます。

太陽がじりじりと照りつける中、カメラを持った方々と一緒にアオバトたちがやってくるのを待ちます。
海岸で最もアオバトたちに出会えるのは日の出から10時頃までと、夕方の時間帯です。

しばらく待っていると誰かの「来た!」という声が。

10数羽の集団でアオバトたちがやってきました。
群れで岩場の上を何度も旋回しては、降り立ってくぼみにたまった海水を吸うように飲んでいました。

シャッター音があちこちから聞こえてきます。
あいにくこの日は納得できる写真が撮れなかったので後日、夫のカメラを拝借してリベンジで撮りに行ってきました。

命がけで水を飲む姿に夢中でシャッターを切る

こちらは後日、早朝に撮りに行ったアオバトたちです。
海の中の岩礁めがけて集団でやってきました。

水しぶきをかぶりながら、命がけで海水を飲む姿に夢中でシャッターを切っていました。
右側の少し羽に赤みがある個体がオス、赤みがない個体がメスです。

アオバトが危険をおかしてまで海水を飲みに来る理由は、主食である果実にはナトリウムがほとんど含まれないので、果実の栄養分を体内に取り込みやすくするためではないかと言われています。

アオバト観察をしているすぐ横の岩場には、磯遊びの家族連れや釣り人もたくさん来ていました。

バケツや網をもった子どもたちが生き物探しに夢中です。
岩場なので、ライフジャケットやマリンシューズを持参されるのをおすすめします。

目的は違えど同じ海岸で老若男女問わず、それぞれに楽しい時間をすごせる場所ってステキですよね。

大人気の町営プール「ポートハウスてるがさき」

アオバトウォッチングを切り上げて港方面へ歩いていくとすぐ、「ポートハウスてるがさき」という町営プールがあります。

大磯のプールといえば真っ先に名前があがる「大磯ロングビーチ」はいうまでもなく人気ですが、ここも人気のプールなんですよ。

夏休みの期間は毎日、大磯町優待券ありの中学生以下は無料です。(優待券なしは小学生~中学生は210円)

滑り台や噴水のあるプール、SUPヨガができる25mプールもあります。
SUPヨガ講座は予約制で1時間1,500円だそうです。ちょっと気になりました。

「ポートハウスてるがさき」は午前午後の完全入れ替え制、定員340名です。

照ヶ崎海岸は「小淘綾の浜(こゆるぎのはま)」と呼ばれ、万葉集の歌にも詠まれた歴史ある海岸で、日本の渚百景として箱根連山や富士山まで望める名所です。

アオバトの飛来はもちろん、4月上旬や9月上旬にはダイヤモンド富士(日没版)を目当てに大勢の方が訪れます。

大磯に遊びに来るなら、ここを見に来ないともったいないです!
みなさまもぜひ照ヶ崎海岸に足を運んでみてください。

照ヶ崎海岸
住所:神奈川県大磯町大磯1398(ポートハウスてるがさき)
アクセス:JR東海道本線「大磯駅」徒歩約10分
営業時間: 9:00〜12:00  12:30までに退館
13:30〜16:30 17:00までに退館(ポートハウスてるがさき)
駐車場:大磯港臨港道路付属駐車場 1時間310円
問い合わせ:大磯町観光協会、ポートハウスてるがさき
電話番号:0463-61-3300(大磯町観光協会)0463-61-4329(ポートハウスてるがさき)
Twitter:@oiso_kankou(大磯町観光協会)、@ph_terugasaki(ポートハウスてるがさき)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。