平塚市民の憩いの場としてだけでなく、遠方からもわざわざ訪れる海辺の公園「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク」。
ビーチバレーやビーチサッカーなどのゲームから海水浴、気ままな散歩まで1年を通してにぎわっています。
今回はそんな「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク」をご紹介します。
相模湾が目の前に広がるロケーション
平塚駅の南口から海岸通りに伸びる大通り「平塚なぎさプロムナード」を、駅を背にまっすぐ歩いていきます。
15分ほどで通りは終点、国道134号線にかかる大きな歩道橋を渡ると、大きな看板が迎えてくれます。
看板に案内されるまま防砂林をくぐって、潮の香りのする遊歩道を歩いていきます。
すると急に明るく視界がひらけて驚きますが、そこが「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク」です。
駅からの所要時間は20分ほど。
最寄りの駅から歩ける範囲で、こんな景色が広がっているとはびっくりです。
車で訪れる場合は、歩いて5分ほどのところにある湘南海岸公園の無料駐車場が利用できる他、夏季には臨時有料駐車場も開設されるので便利ですね。
ビーチパークに入ると、砂浜からきれいに整備され広々としたウッドデッキ、ボードウォークにつながります。
砂に足を取られず歩きやすいので、小さな子どもでも安心です。
進んでいくと、左手に「Shonan Hiratsuka Beach Park」と書かれた津波避難展望台があります。
2階は津波が来たときの避難場所になるそうですが、ベンチも設置されていてふだんはのんびり潮風を感じながら海を眺める展望台として利用されているようです。
施設が充実!いろんな楽しみ方ができる
平塚市高浜台に位置する「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク」は、1990年に神奈川県が開催した相模湾活性化イベント「サーフ’90」を機に、人と海の共生をコンセプトにした未来型ビーチのひとつとして誕生しました。
夏場だけではなく年中楽しめるよう、ビーチバレーコートをはじめとしたさまざまなスポーツを楽しめる設備が整備され、子どもから大人まで誰でも楽しむことができます。
その充実した施設を一部ご紹介しましょう。
スポーツコートは、ビーチバレーコート10面とビーチサッカー、ビーチラグビーコートが各1面ずつ。また3on3コートバスケットコートが1面用意されています。
団体利用時は予約が必要ですが、ビーチセンターではボールやゴールの無料貸し出しを行っているため、空いていればその場で気軽に使えるのが魅力です。
ふだんは子どもたちが気ままに遊んでいたり、近くの学生が練習をしたりしていますが、時にはオリンピック出場選手らの練習や大きな大会などで使われることもあり、とても本格的な施設であることが分かります。
「日本代表選手も市民も平等に利用するとても欧米的なビーチパーク」と言われていますよ。
もちろん、海水浴やビーチスポーツをする人のためのシャワーブースも通年を通して使えます。
また、スポーツで汗を流すだけでなく、のんびり過ごしたい人には「ビーチバルSUCCA」がおすすめ。
ただの海の売店ではなく、「波打ち際から5秒の食卓」をコンセプトにした手軽ながらも本格的な料理とドリンク、スイーツがビーチサイドで楽しめます。
店の前にはテーブルとイスが数組用意されているので、海を眺めながらのんびりヒーリングタイムもおすすめですよ。
楽しいイベントもたくさん!
またビーチパークでおこなわれるイベントも見逃せません。
大きな大会を開催するのはもちろん、サーフィン体験やヨガのワークショップ、ワンウェイスイム大会などのスポーツイベントの他、フラのステージやキッチンカーなどハワイ1色のイベント、海開きなど、年間を通してさまざまな取り組みをおこなっていて、多くの人が訪れる人気スポットになっています。
今回は、海辺の公園『湘南ベルマーレ平塚ビーチパーク』をご紹介しました。
さまざまなイベントや大会会場として、はたまた日常的な市民の憩いの場として、いろいろな用途で親しまれるビーチパークは、開放的で懐の深い湘南らしい公園でした。
湘南ベルマーレひらつかビーチパーク
住所:神奈川県平塚市高浜台33-1
アクセス:JR東海道線「平塚駅」 南口より徒歩20分
TEL:0463-23-4781
営業時間:4月~9月 9:00~18:00/10月・3月 9:00~17:00/11月~2月 9:00~16:30
定休日:10月〜3月 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)