アンティークなおしゃれ空間で焼き菓子を 平塚「Rosé(ロゼ)」

2024年4月、平塚駅南口から歩いて3分ほどのビル1階に、ひときわおしゃれなお店が登場しました。
こちらがマフィンと焼き菓子の専門店「Rosé」です。
アンティークな調度品が映えるすてきな店内に、手土産にもイートインにもおすすめの焼き菓子がずらっと並ぶ「Rosé」、詳しくご紹介します。

有名マフィン店の跡地を再生

まっ白な壁にユーズド感あふれる木の扉がひときわ目を引く外観。

すてきな入口にはシンプルな看板が置かれていて、「Rosé」のロゴが。

こちらは辻堂に本社を置くマフィン専門店「ME BAKE」平塚店の跡地です。
前身の「ME BAKE」も行列のできる人気店でしたが、当時の社員さんたちが手を取り合い、再生の望みを託して「Rosé」として改めてオープンしたのだそう。
「Rosé」では、「ME BAKE」の代名詞だったマフィンはそのままにチーズケーキやスコーンなどさまざまな焼き菓子を展開しています。

高い天井が開放的な店内に入ると、目の前のカウンターにはずらっとたくさんの種類の焼き菓子が並びます。
かわいらしくラッピングされたケーキやクッキーなど手土産にも喜ばれそうなものがたくさん。
気になるものをカウンターの向こうにいるスタッフさんに声をかけて取ってもらう方式です。
女性スタッフさんが2人で対応されていましたが、終始笑顔で明るくフレンドリーな接客が印象的でした。

おしゃれで映えるイートインスペースも

お店の左側にはこぢんまりとしたイートインスペース。
丸テーブルやベンチ、アンティーク調の調度品がとてもすてきです。
壁にはめ込まれた飾り棚はフランスのお家の窓をイメージしているそうで、何とお店のスタッフさんたちが自らペイントされたとのことでした。

こちらでは、カウンターに並んでいる焼き菓子や、おかしにぴったりのコーヒー・紅茶・ローズティーなどのドリンクをいただくことができますよ。

また、お店の右手前の大きな窓辺にはカウンターが設置されていて、こちらでもイートイン可能。
外を眺めながらいただく焼き菓子、おだやかな時間がすごせそうです。

1つ1つの焼き菓子に細やかなこだわり

カウンターに並んだかわいくておいしそうな焼き菓子の中から、悩みに悩んで選んだのはこちら。

  • スコーンサンド(塩キャラメルバタークリーム)
  • キャロットケーキ
  • ウィークエンドシトロン
  • スパイスバナナケーキ

お店のイチオシとして、焼き色こんがりのベイクドチーズケーキをおすすめされましたが、持ち歩きを考えて泣く泣くあきらめました。
見るからにしっとりきめ細かく、とてもおいしそうなチーズケーキでした。
また、もちろん「ME BAKE」時代からの看板商品マフィンも、定番からめずらしい食事系までたくさん並んでいました。
こちらのマフィンは大きくてずっしり食べ応えがあり、満足度は折り紙付きです。

さて、さっそく実食です。

スコーンサンドは少しあたためてください、と言われていたので、20秒ほど電子レンジであたためました。
すると挟んである塩キャラメルバターが溶けだして、一口食べるとスコーンのざっくり感とバタークリームのとろっと感が相性抜群でした。
スコーンはほんのり甘く、塩キャラメルの甘じょっぱさを引き立てていてクセになります。
中に入ったピスタチオもいい仕事をしていました。
その日によって中のクリームが変わるそうなので、行くたびに楽しみになりそうです。

キャロットケーキはシナモンやカルダモン、レーズンなど具材がたっぷり入ったケーキの上に、爽やかなクリームチーズとレモンゼストのフロスティングがのっています。
ホロホロタイプの生地はふわっと柔らかく、パンチの効いた味ながらフロスティングの清涼感でぺろっと食べられます。

他にも、まろやかなバナナとピリッとしたスパイスが楽しいバナナケーキや、香りが良くしっとり感に酔いしれるウィークエンドシトロンなど、どれもハッとするおいしさがありました。
包装もとてもおしゃれなので、次回はぜひ手土産に利用したいと思いました。

眺めて楽しく、食べておいしい「Rosé」の焼き菓子、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

Rosé
住所:神奈川県平塚市代官町10-14 ネオシティ湘南平塚1F
電話番号:0463-71-6816
アクセス:JR東海道線「平塚駅」南口より徒歩約3分
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。