平塚市民の団体活動を暖かくサポートする「崇善公民館まつり」

先日、第57回崇善(そうぜん)公民館まつりが開催されていました。
公民館のおまつりならではの魅力がたくさん詰まっていたので紹介していきます。

惜しまれつつ再スタート!

崇善公民館まつりは、今年で57回目と歴史のあるお祭りです。
今年の会場はひらつか市民活動センターで開催されました。

移転前までは、ずっと旧崇善公民館での開催でした。
旧崇善公民館はかつて平塚市議会議事堂としても利用されてきました。

1965年に市議会議事堂から公民館にリニューアルし、それ以降はおまつりの会場としても半世紀以上の歴史を刻んできました。
旧崇善公民館は2019年に取り壊されることとなり、その年3月で最後となりました。
たくさんの地域の方々や市民活動団体の方々のの交流を進め、地域のシンボルとしても愛されてきました。

コロナ期間もあり、大々的にまつりを開催できませんでしたが、今年から本格的に開催が再開されました!

例年よりパワーアップして再開!

今年3月4日(土)、3月5日(日)に第57回崇善公民館まつりが開催されました。
ひらつか市民活動センターは、崇善公民館と市民活動センターの合築施設として開館し、崇善公民館の意思を受け継ぎました。

今年度は全館1階と2階を使っての開催となるため、規模感も以前のようです。崇善公民館まつりは実に3年ぶりでした。
これまで以上に多くの市民の方々が訪れて、交流の場となりました。

あなたの一生の団体が見つかるかも!

会場の1階では、芸能発表をおこなっていました。

3月5日は13もの団体が参加し、充実していました。
発表の間では活動団体のPR動画が上映されていました。

1階の廊下では崇善公民館の歴史を振り返れるよう、写真や地図の記録が確認できます。

旧公民館の記憶を未来へと繋げるため、活動団体の1つである絵手紙サークルでは、公民館の建物を描いた絵手紙を作成したそうです。
思いが心の中にずっと残るようにと、メッセージが寄せてあります。

2階では日頃、公民館で活動する13団体の作品展示会もおこなわれました。
書道や生け花、地元の児童が描いた公民館の絵など計約300点が並んでいました。

崇善西ゆめクラブの手芸部では、衣類や飾り壷などのインテリアグッズの出店をしていました。

桂山会では、煌心書道の作品が展示されていました。

崇善絵手紙サークルは季節ものや流行ものに合わせて言葉を添えています。

パンの花 すみれ会ではインテリアフラワーの作品が飾られていました。

わかばペンクラブではメッセージ性がある作品が目に止まります。

平塚川柳協会では、日常に紛れ込んだしあわせをキャラクターの絵と一緒に川柳で表現していてかわいらしいです。

一部の団体の紹介ではありますが、どの作品も心がこもっていて個性がでています。

ひらつか市民活動センター独自でも「たすけ愛文庫」にて出展がありました。

出店されている本の種類はとても豊富で、この寄付金は市民活動にへ貢献できると思うと気分もいいですよね♪

会場の外まで広がるおまつり色!

おまつりの会場は、野外まで広がっていました。
ちょっとした野外でのおもてなしも、おまつりっぽくて良いですよね!
売店では、焼きそばやみかんのような食べ物が販売されていました。

焼きそばもみかもんも200円とお手頃で、長蛇の列でした。
販売先のすぐの席で食べることができ、人でにぎわっていました。

食べ物の販売以外にも、ヨーヨー釣りやあてくじのような屋台もあります。
なんとヨーヨーつりは無料です!
子どもから大人でも誰でも参加可能なので、私もチャレンジしてみることにしました。
少し恥ずかしかったですが、集中して無事にヨーヨーを釣ることができました♪

今年の崇善公民館まつりは終わってしまいましたが、来年の第58回崇善公民館まつりに足を運んでみてはいかがでしょうか?

崇善公民館まつり
開催場所 : 平塚市民活動センター
住所 : 神奈川県平塚市見附町1-8
アクセス : JR東海道線、「平塚駅」西口から徒歩 8分
連絡先 : 0463-31-7571
開催日時 : 2023年3月4日(土)、3月5日(日)
次回 : 来年(未定)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。