平塚の老舗!サイトウミート直営店「OAK HOUSE 235」

平塚市で創業100年のサイトウミートをご存じですか?
平塚市内や鎌倉など各地の飲食店に卸しているお肉の製造販売店です。そのサイトウミートが直営しているお店が「OAK HOUSE 235 Meat&Deli(以後オークハウス235)」です。

母や友人からおすすめされ以前から気になっていたのですが、今回は念願の初訪問。そして取材をさせていただくことにしました。

新鮮なお肉と加工製品が手に入る直営店

オークハウス235は敷地内に工場を持っており、新鮮なお肉を直営で販売するだけでなくいろいろな加工品や惣菜も製造販売しています。お店に入るやいなやあれこれ欲しくなってしまう魅力的なお店なんです。

それもそのはず、ドイツ食肉加工国家資格のゲゼレを取得された若きホープのいるお店だということが取材をしてわかりました。

今回はそのゲゼレを取得した齊藤大希さんに詳しくお話を聞かせていただきました。

オークハウスが展開する、本場ドイツソーセージ「メッツゲライシリーズ」。「メッツゲライ」とは、ドイツ語で加工肉食品の専門店という意味だそうです。

ドイツ食肉加工の留学経緯

もともと加工品の販売は2代目社長がハムを作り始めたことが起点とのお話でしたが、大希さんがドイツ出張の際に現地で食べたソーセージに感動し、取引先に修行先を紹介して貰ったことが今の製品開発のきっかけになったとのこと。なんと3年半も現地で学ばれたそうです。

ドイツ修行で現地の食肉加工技術、ノウハウやレシピなどを習得され、帰国後オークハウス235のメッツゲライシリーズの商品を開発。その結果複数の製品についてドイツのコンテスト(IFFA)で金メダルを受賞されたそうです。

今は大希さんのお父様が3代目ということで、海外で学んできたことを活かせるような環境が整っているのだなとお話を聞かせていただいている時に感じました。

鶏肉、豚肉や牛肉、国産肉が安価で豊富にありました。回転の良い証拠ですね。

たくさんの生肉加工品が並んでいます。直営店ならではでしょうか?手頃な価格で驚きます。

セール日もありにぎわいを見せるお店

私が取材に伺った日はたまたまセール開催日だったそうで、いつも以上にお手頃な価格の商品が並んでいました。店内にはたくさんのお客さんが訪れ、とてもにぎわっていましたよ。
私も取材終了後にたくさん購入して帰りました。

私はお店で直接購入しましたが、オンラインストアもあるそうです。
お店のセールは比較的月末の金、土曜日や年末などに開催されているそうです。
オークハウスのホームページやInstagramなどもあるので覗いてみてほしいとのことでした。

また、平塚市商工会のイベントなどにも参加されるとのことで、意外と気付いていなかったけれど街のあちこちでサイトウミートのお肉を口にしているかもしれないなと、お話を伺って思いました。
今月も街のイベントに参加されるそうで、大希さんご自身が「ソーセージを焼いて提供するんですよ。」とうれしそうに話していました。本当にこのお仕事が好きなんだなと感じました。

加工品の品揃えも豊富でとっさの時のメニューに一品追加するのに便利ですね。

店と並んで奥には商品の加工所があります。きちんと整頓された敷地内にまっしろな白衣のスタッフさんも見られ、衛生面にも気をつかっている様子がわかりました。
従業員の方やお客様が利用できるように、自転車置き場にも屋根があり、駐車場も広くとってあるので、働く環境やお店を訪れるお客様への配慮が感じられました。

平塚にはこだわりを持ったお店がたくさんあり、住んでから知る楽しみもたくさんあります。私もオークハウス235を訪れてそのことを再認識しました。

ぜひみなさんもオークハウス235に足を運んでみてはいかがでしょうか?

OAK HOUSE 235 Meat&Deli
住所:神奈川県平塚市寺田縄235
アクセス:​​​​JR東海道線「平塚駅」よりバス利用で約30分
電話番号:0463-51-6527(店舗直通番号)
営業時間:09:00~17:00
定休日:日曜、祝日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。