今回ご紹介するお店は平塚駅北口から徒歩3分の場所にあるインドネシア料理屋さんの「チンタジャワカフェ(cinta jawa cafe)」です。平塚を本店とし、現在は秋葉原や横浜、渋谷、大宮にも店舗を持つ人気インドネシア料理店です。
本場の雰囲気を堪能できる店内
黄色い外装が目を引く「チンタジャワカフェ」は、平塚駅の北口からすぐの立地でアクセスも抜群です。
両サイドにメニューの看板があり、その間にある階段で2階へと上がります。
階段を上がると入口があります。ここだけ切り取るとよくあるカフェのようにも見えます。
入店するとすぐ左にはウォールアートがあります。
左の方はお店の創業者のようで、
「日本で食べるインドネシア料理は日本人好みの口にアレンジされている。日本の方にもぜひ本場のインドネシア料理の味を体験してほしい」との想いからこの店を始めたようです。
店員さんを呼ぶとすぐに対応してくれました。私が訪問した際には3人の店員さんがいらっしゃいましたが、全員インドネシアの方でした。私がお話した方は2006年に日本に移住されたようでもうすぐ20年が経とうとしているとのこと。流暢な日本語を話されており、またすてきな笑顔で接しやすい方でした。
土曜日のお昼に訪問し、店内には2組のお客様がいらっしゃいました。一組は日本人で、もう一組はインドネシアの3人組男性です。ちなみに以前訪問した際もインドネシアのお客様がいらっしゃいました。自国の味が恋しくなった際に来店されているのでしょうか。
店内の壁には色々な装飾品があるのはもちろん、BGMにもインドネシア民謡が流れており異国情緒あふれる雰囲気がプンプンと出ています。
私の案内された席の真ん前にはこのようなバリやインドネシアで伝統的な手彫りの木製仮面が飾ってありました。
本格的なメニュー
メニューには先程のウォールアートと同様の方がモデルとなったイラストが描かれています。インドネシアの国旗が意識されたデザインが特徴的ですね。(インドネシアの国旗は上半分が赤色、下半分が白色の2色構成)
これはメニューの一部です。
事前に口コミを眺めているとナシゴレンというインドネシアオリジナルチャーハンを頼んでいる方が多かったように思います。
優しい味わい
私が今回頼んだのはビーフンゴレンというインドネシアの焼きビーフンです。インドネシアでは家庭料理やストリートフードとして人気のある料理とのこと。
食べてみるまでのイメージは「少し辛いのかなぁ」なんてことを想像していました。しかし、食べてみると全く辛くありません。マイルドな味付けのうえに海老と野菜(キャベツや人参など)がたっぷり入っていておいしく食べることができました。ビーフンなので食感は軽いのですが全部食べきると意外とお腹は膨らみました。
ちなみに途中で「サンバル」というスパイスが別皿で提供されました。
サンバルは唐辛子をベースににんにくや酢、塩、砂糖などをペースト状にすりつぶしたものです。
私は辛いものが苦手なのでほんの一口だけいただきましたがピリッと辛さが伝わってきたのでそれ以上はやめておきました。
辛いのが大好きな方はぜひビーフンと一緒に挑戦してみてください。
最後に店主さんにマイルドな味付けについて質問してみました。
「インドネシアでもお子様やご高齢の方においしく食べてもらえるようマイルドに仕上げている家庭が多い。今回のようにスパイスは別皿で若者は自分で調整して入れることが多い」とのことでした。インドネシア料理はデフォルトが辛いと勝手なイメージを抱いていたので、意外な事実を知ることができました♪
もしまだ訪問されたことがない方はぜひ一度訪問してみてください。お子様連れの方にも配慮したマイルドな味わいで日本人の口に合うこと間違いなしです。平塚にいながら異国の空気に浸れる、特別なひとときを過ごしてみてください!
チンタジャワカフェ(cinta jawa cafe)
住所:神奈川県平塚市明石町1-33 2F
交通:JR東海道線「平塚駅」北口徒歩約3分
電話:0463-25-1197
営業時間:11:00~23:00 (L.O.22:30)
定休日:なし
駐車場:なし