平塚に製餡所があるのは、ご存じでしょうか?北海道産の小豆を使ったあんこをつくって75年の老舗の会社があります。甘さ控えめで丁寧につくられたあんこは、絶品!
平塚駅から車で約8分の住宅街・豊原町にある鈴木製餡所について、紹介します。
和風の趣のある建物
平塚駅北口から車で約10分の住宅街・豊原町にあるのが鈴木製餡所。平塚伊勢原線の通りにある平塚保健福祉事務所から右手に、豊原町の奥に入っていくと見える黄色い建物です。
駐車場も6台分あるので、車で来ても大丈夫ですよ。
こちらが、お店の入口です。和風で、趣のある雰囲気があります。きれいな小豆色の暖簾は、最近作り替えたそう。
一番のおすすめは、やっぱりあんこ
お店を入ってすぐのショーケースに置かれているのが、北海道産小豆を使用した自家製のあんこ特選『湘南の夢』。一番人気の商品です!小倉ねりあん・こしねりあんの他、めずらしい白あんもあります。
500g500円(税込540円)。私は和菓子やあんこを使ったスイーツが好きですが、自分でつくると時間がかかるので、あんこが食べたくなると買いにいっちゃいます。
最近では、スーパーなどでもねりあんを見かけことが増えましたが、専門店である製餡所でつくられたあんこはやっぱり味が違います!厳選された豆砂糖とオリゴ糖を使っているのですが、そのおかげで甘すぎなくておいしいです。
裏には、業務用の2Kgも販売されています!行事の時などに利用するのにも、よさそうでね!
店内には和菓子も豊富
あんこを使った自家製のスイーツだけでなく、おせんべいやかりんとうなど和菓子も販売されています。
豆菓子やようかん、この季節にぴったりの水ようかんもありますよ。どれもおいしそうで、和菓子好きにはたまりません。
プリンもあります。他には、プレゼント用にぴったりの箱に入った特製の詰め合わせのオリジナルセットもありますよ。
材料も販売しています!
鈴木製餡所では、あんこの材料となる北海道小豆をはじめとした材料も販売されています。豆からあんこを作ることもできますし、小豆ともち米で、おはぎをつくったり、お赤飯を作ったりもできますね。
小豆以外にも、きなこや砂糖、黒蜜や寒天も販売されています。和菓子を作る材料がもりだくさん!
白玉粉や上新粉も販売されています。白玉とあんこがあれば、ぜんざいができちゃいます。上新粉でお団子をつくって、あんこをつけてたべるのもいいですね。
ちなみに、奥にみえるランプシェード(あん灯り)は、あんこを作る時にできる小豆の皮を使った和紙でできています。
風合いもよく、雰囲気のある小豆和紙は平塚商工会議所の『産学公連携事業』の一環として作られたそうです。職人さんが一枚づつ手作業でつくられていて、環境にも優しくステキだなと思いました。
米粉も販売しています
米粉を使ったことはありますか?小麦粉は輸入のものが大半で、最近の社会情勢から値上げされることが多いですが、同じように使えてヘルシーなのが米粉。国産なのもうれしいですね。
鈴木製餡所では、米粉の近くに米粉を使ったレシピも置かれていて、初めての方にも使いやすいよう工夫もされています。
我が家では、米粉を使うことも多いのでいいなと思いました。他にも、パンケーキミックスやわらび餅を自宅で作れるセットも販売されています。
手づくりが好き、自分でお菓子を作ってみたいと思う方にはぴったりの商品がたくさんありますよ。
広くてきれいな店内
玄関を入って、左側には和菓子などがゆったりと置かれています。
入口の左側がレジとなっています。
レジと反対側の入口の左側には、笹に短冊がさがっています。七夕まつりで有名なひらつかならでは、かもしれません。
実際に買ったもの
鈴木製餡所に行ったら必ず買うのは、やっぱりあんこ。つぶあん、こしあんどちらもおいしいので、選べません(笑)。
個人的に一番好きな食べ方が小倉トースト。名古屋のコーヒ屋さんのモーニングのようですが、この組み合わせが一押しです!
サクサクのパンの上に、小倉あんとお好みでバターを乗せて食べてみてください。甘じょっぱいのがたまりません!コーヒーの苦味も加わると、気分はステキなお家カフェです。
わらび餅も作ってみました
せっかくなので、わらび餅のセットも買って作ってみました。普段なんとなく食べているわらび餅ができていくのが面白かったです。
生地を書きまぜるのが大変でした。ちゃんとできるかなと不安でしたが、おいしく作れましたよ。
和菓子が好きな方、おいしいあんこを食べたい方は、ぜひお店に行ってみてくださいね。
鈴木製餡所
住所:神奈川県平塚市豊原町19-14
アクセス:JR東海道線「平塚駅」車で約8分
神奈中バス「追分」より徒歩約4分
時間:9:00-16:00
電話番号:0463-31-0051
定休日:水曜日・日曜日