平塚駅南口より徒歩5分。活気あふれる商店街の一角に、ヨーロッパの雰囲気漂う店舗があります。ここがコンディトライバッハマンです。
地元の人から遠く離れた地方の人にも愛されている洋菓子の名店で、今回はお店とお菓子について取材させていただきました。
コンディトライバッハマンについて
コンディトライバッハマンは、1976年に初代のオーナー渡邊洽氏がヨーロッパで研修を積んで帰国後に始めた洋菓子店です。
落合さんは祖父の営む和菓子店でお菓子の世界に親しんできたものの、スイスを訪れた際にヨーロッパのお菓子と日本で口にする洋菓子には違いがあり、ぜひとも日本人向けに作られたものではなく、本場ヨーロッパの味を日本人に味わってもらいたいという想いで始められたとのことです。
ヨーロッパ各地を旅行した際に食べたお菓子の数々と製菓学校で学んだ知識を生かして、日本で手に入る材料で味を再現しています。今では平塚をはじめとする多くの人に愛され親しまれているお店になりました。
ドイツのコンクールで金賞を受賞したバウムクーヘン
こちらのバウムクーヘンは、ドイツはドレスデンの伝統的な製法で作られ、シナモンといったスパイスを使用しているので、口に入れるとフワッと香りが鼻を抜けます。
また、天然のはちみつと新鮮な卵とバター、風味を加えるためにアーモンドを練り込んでいることも特徴です。
とてもやさしい甘さのバウムクーヘンです。
コンディトライバッハマンのバウムクーヘンは、ドイツのシュレー社のバウムクーヘン専用オーブンで約2時間かけて作られているというこだわりっぷり。
焼きあがった後にかけられる砂糖がけ(フォンダン)は、しっとりとしたバウムクーヘンにサクサクとした食感をプラスしてくれます。
熟練の技術を持った職人の作るバウムクーヘンは、2014年にDLG(ドイツ農業協会)国際食品品質協議会の主催するコンテストに出場し、お菓子部門で見事に金賞を受賞したものでもあります。バウムクーヘンのほかにもコンディトライバッハマンの洋菓子は、コンテストで受賞したものが多くあります。
バウムクーヘンは一口サイズにカットされたものや、1段、2段とお土産や贈り物に丁度いいサイズのものがあります。ステキな箱に入っているので余計なラッピングがいらないのもいいですよね。
店内に並ぶヨーロッパのお菓子
店内のショーケースには色彩豊かなお菓子やケーキが並んでいます。見ているだけでわくわくしちゃいますよね。
この日ショーケースに並んでいたのは以下のとおり。
- カペルブリュッケ
- ドイツ風チーズケーキ
- 苺のタルト
- サヴァラン
- フランボワーズ・ティラミス
- クラシックショコラ
などがショーケースに並んでいました。フレッシュケーキのほかにも店内には焼き菓子がかわいらしくディスプレイされていて、どれにしようかと楽しみながら選んでいました。
今回いただいたお菓子を紹介
今回私は、バウムクーヘンとカぺルブリュッケ、ドイツ風チーズケーキをいただきました。
さっそく箱から出してお皿に盛りつけます。
出している最中に、砂糖がけのカリカリ感に心弾みました。
シナモンをはじめスパイスが効いていて、今まで食べてきたバウムクーヘンとは、ひと味違います。
カペルブリュッケはレーズンとクリームを、しっかりとしたクッキーで挟んだもので、ヨーロッパのレーズンサンドを食べているようでした。
名前に惹かれて購入した、ドイツ風チーズケーキ。こちらも私が知るチーズケーキとは異なり、アーモンドとレーズンの入った食感を楽しめるケーキです。
ドイツ風チーズケーキのほかにもレアチーズのケーキも置いてあったので、次回はそちらもいただきたいなと思いました。
ヨーロッパの味を楽しめるお菓子をお探しの方、おいしい洋菓子をお探しの方はぜひ、コンディトライバッハマンに足を運んでみてくださいね。
コンディトライ バッハマン(Conditorei Bachaman)
場所:神奈川県平塚市八重咲町24-28
アクセス:JR東海道線 平塚駅 南口 徒歩5分
電話番号:0463-23-5210
営業時間:9:30~19:30
定休日:月1回(お問合せください)