今回ご紹介するサラカフェの店主は、元々は2002年10月に鵠沼で雑貨店を始められたそうです。
夏場の湘南の観光客と車の渋滞に少々疲れていた矢先、実家の西湘地区がおもしろくおしゃれになって来たので、2016年4月に今の場所に移転されたそうです。
古民家をDIYで改装され、壁もご自身で塗られたとのこと。
営業は木曜・金曜・土曜のみですが、貸し切りの場合もありますので来店前には確認された方が確実です。結婚披露宴等のパーティやミーティング、BBQやレンタルスペースにも利用されています。
また、雑貨の購入のために来店されるお客様も多いとのお話でした。
平塚駅と大磯駅のほぼ中間にあるお店です
大磯駅から線路伝いに10分くらい歩き、この地下道を潜って線路の反対側に出ますが、地下道の入り口が路地に面していないので地図アプリを頼りにした方が間違えないと思います。
地下道を抜けて突き当りを右折するともうお店の看板が見えます。看板が出ていなければごく普通の民家にも見えますが、見落とさずに歩いてください。
入口の横に消毒液と注意書きがあります。
後でご説明しますが、サラカフェの看板犬は「超絶人懐こい」ワンちゃんですが実はお子さんが苦手だそうです。
小さなお子さんをお連れの方は、ワンちゃんと接する際はお気をつけください。
玄関には段差があるので靴を脱ぎそうになりますが、そのまま上がって良いそうです。
中庭から見たカフェスペースになります。
大型のBBQコンロが用意されています。
東海道線の線路が間近に見えるガーデンスペースはパーティやBBQ等多目的に利用されているそうです。
ワンフロアですがL字型のスペースで広々としています
部屋の奥から入口側を見るとこんな感じです。
左に曲がると玄関があります。
玄関を入って席に着く時はこんな感じに見えると思います。
元々は雑貨店だったおもかげを色濃く感じます
庭に面した採光の良いスペースに、オーナーこだわりのカジュアルウェアと雑貨が並びます。
最近、本屋さんや図書館でもお茶を飲みながら好きな本を読んだり調べ物をしたりできますが、こちらでは流行とは関係なく心地良い時間と空間の演出のためにカフェを併設しています。
ですので雑貨を買いに来る目的だけのお客様とカフェでくつろぐお客様がお互いを意識しないだけのスペースが確保されていると感じました。
小物は棚にきれいにディスプレイされています。
機能性重視の中にセンスを感じるバッグは持ち運びにちょうど良い大きさですね。
配色や配置のセンスはこの仕事を長くされているキャリアを感じます。
雑貨を見ている間に注文したメニューが届きました
取材した日が梅雨明けから日も浅かったせいか、猛烈に蒸し暑く喉はカラカラになりました。
妻は普段は味のしっかりしたビールを好みますがこんな日はライトなコロナが最高です。
下戸の私は酵素赤しそジュースで喉の渇きを癒しました。
妻は定番メニューのあさりときのこのココナッツカレーを注文しました。
付け合わせのサラダ以外に和食で言う「小鉢」が4つも付いています。
辛いものが苦手な妻ですがココナッツカレーのトッピングの輪切りの唐辛子は口の中がさっぱりとしておいしいと気に入っていました。
私も一口貰いましたがマイルドの中にあさりの風味等の深い味わいがあり、暑い夏にもおすすめの逸品です。
私は7月のスペシャルメニューのガパオライスをいただきました。
180cm89kgの身体なのでライスは大盛りに。
普段は配膳された途端ガツガツと食べる私ですが、彩りの美しさに感心してしまいました。
ガパオライス自体は、過度にスパイスを効かせ過ぎない旨味を感じる味付けで女性にもおすすめです。
オーナーは「自分は決して料理好きではない」と謙遜されますがおもてなしの気持ちが優しい味に込められていると感じました。
招き犬こうたろう君をご紹介します
文頭でご紹介した超絶人懐こいワンちゃんで、開店前に入口に立つだけで部屋の奥から迎えに出て来ます。
4歳の時沖縄からやって来たそうですが成長期の3年間をひとりで過ごしたとうかがいました。今はオーナーの愛に包まれとても幸せそうです。
お茶を飲んでいると知らない間に近くで寝そべっています。
犬連れのお客様も大歓迎だそうです。
何も言わなくても足元まで寄って来るかわいい子です。
開店前に入口に立った時にうれしそうに「ワン」と鳴いただけで、営業中は無言で愛想良くお客様に振る舞っています。
雑貨の買い物にもカフェの休憩にも、「癒しの隠れ家」サラカフェにぜひ一度お越しください。
サラカフェ
住所：神奈川県中郡大磯町大磯425
アクセス：JR東海道線「大磯駅」徒歩約10分
店休日：日曜、月曜、火曜、水曜
営業時間：11時～17時
電話：0463-38-8438
