新鮮な海の食材が楽しめる大磯の新スポット 「OISO CONNECT」

大磯町は明治時代に別荘地として栄えた名残が残る、豊かな自然に囲まれた街です。
また、海のそばの屋外プールを主としたレジャー施設「大磯ロングビーチ」は、県外からも多くの人が訪れる人気スポットとなっています。

そんな大磯町に2021年、新たな観光スポットとして誕生したのが「OISO CONECT(大磯コネクト)」。
いったいどんな施設なのか、くわしくご紹介します。

大磯港に誕生した海を楽しむ複合施設

大磯港は、大磯町の最南端に位置する相模湾に面した港です。
きれいに整備され、日々釣りをする人でにぎわう大磯港では、富士山やおとなり平塚の展望台「湘南平」を望むことができます。

そんな大磯港に2021年4月にオープンしたのが「OISO CONNECT」です。
「OISO CONNECT」は大磯の海に面して建てられた2階建ての建物で、木を取り入れた特徴的な形が青い空によく映えるおしゃれなデザインです。
広々と開けた港のシンボルスポットとしてもとてもカッコいいですね。

この施設は、正式名称を「大磯港賑わい交流施設」といって、漁協の水揚げ場と管理事務所だった場所を地域活性化の拠点として再整備された、大磯港・漁協の複合施設として誕生しました。
JR大磯駅から海に向かって徒歩10分ほど、また大きな駐車場も完備されているので気軽に訪れることができそうです。
港の風景を楽しみながら海の幸や地元食材を楽しめるなんて、最高ですね。

1階は地元の生産物が並ぶショップコーナー

1階には水揚げしたばかりの海産物や新鮮な野菜と果物など、地元で獲れた新鮮な食材が並ぶショップがあります。
地元で収穫されたばかりの朝採れ野菜はどれも新鮮で、めずらしい野菜や果物もありました。
タイミングによっては納品している農家の方とお話をしながら選ぶこともできます。

鮮魚コーナーで大人気の釜揚げしらすは、あっという間に売り切れてしまうそう。
季節やその日によって並んでいるものが違うので、何度行っても新しい出会いがありそうでワクワクしますね。
お魚はお願いすればその場でさばいてもらえるので、魚をさばくのが苦手な人でも安心ですよ。

クラフトビールやヨーグルトなど、珍しい品物もいろいろと置いてあるので見ていて楽しいです。
お土産にも良さそうですよね。

また、一角のスナックコーナーでは新鮮な魚を使ったフィッシュバーバーやオリジナルソフトクリームなどの販売もあり、小腹がすいたときや子どものおやつなど、ふらっと立ち寄ることができますよ。

2階には絶景とグルメを楽しめるカフェ

案内表示もなかなかかわいらしくおしゃれですね。
トイレや授乳室も完備されていて、施設全体が新しいのでとてもきれいです。

さて、お魚さんに案内されて2階に上がります。
すると、その立地を最大限に生かして海に張り出すテラスを持つおしゃれなカフェがあります。
その名も「OISO CONECT CAFE」。

店内は広々としたナチュラルな雰囲気で、南国テイストも感じる開放的な空間でした。
座りやすい椅子やソファーなどの席がたくさんあり、全面ガラス張りになっているので外の景色がよく見通せます。

また特筆すべきは目の前に海が広がる開放的なテラスです。
悪天候だと使用できないこともあるそうですが、晴れていればぜひテラスへ。
潮の香りと海風を体いっぱいに感じられる、「OISO CONECT」ならではのロケーションです。

このカフェでは、ふわふわのパンケーキから、パスタやシーフード、ステーキやハンバーガーと多彩なメニューが用意されていて、老若男女誰でも楽しめます。
また、1階のショップで売られていたクラフトビールもいただけるので、ここで飲んで気に入ったら1階で購入、などという使い方も良いですね。

夕暮れ時のテラスでいただくクラフトビールとフィッシュアンドチップスは最高です。
時間とともに色の変わっていく空と海を眺めながらすごす時間は、しばし日常を忘れてリラックスできる自分へのご褒美でした。

大磯港賑わい創出施設(OISO CONNECT)
住所:神奈川県中郡大磯町大磯1398-6
アクセス:JR東海道線「大磯駅」より徒歩約10分
TEL:0463-20-8237
営業時間: OISO CONECT CAFE 9:00~17:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。