お箸で食べる気軽なカジュアルイタリアン 平塚「バオバブ食堂」

平塚駅北口ロータリーから徒歩2分。
ビルの2階にある「バオバブ食堂」は、小ぢんまりとしたかわいらしいお店です。
アットホームなこちらのお店は、「食堂」という名の通りイタリアンをベースとした料理を手ごろな料金で食べられる、洋風食堂といった趣です。
ランチタイムは近所のサラリーマンや主婦、夜は女性グループやカップル、家族など幅広い客層で賑わっています。
今回は、コスパ最高の「バオバブ食堂」をご紹介します。

隠れ家的な心地の良い空間

平塚駅北口のロータリーを右手に進むと、向かいの角に赤いラーメン屋さんがあります。
ラーメン屋さんの隣、レンガ風の壁の小さなビルに「バオバブ食堂」の看板が。
矢印に従って階段を上ると、バオバブ食堂の入り口ドアに到着します。
白と赤のコントラストが印象的なかわいらしい入り口です。

「バオバブ食堂」という名前は、アフリカに生える大木バオバブから来ているそう。
温かみのある店内は全部で20席程度、小ぢんまりとした隠れ家風、かわいらしい飾りもオーナー自ら手作りしたものだということです。

お店はオーナーと奥さんとが2人で切り盛りしているようで、お2人が代わる代わるオーダーを取ったり料理を運んでくれたり。
終始とてもにこやかに対応してくださり、とても心地の良い時間でした。
ちょうど同じ時間に常連さんグループが来店していたようで、オーナーが席を訪れて楽しそうにお話しされていました。
常連さんにも愛されているお店というのが納得のお店です。

圧倒的コスパ!教えたくない穴場

今回は夜の訪問だったため超絶コスパのランチはご紹介できませんが、ディナータイムも負けていません。
日によって変わるおすすめメニューは入口の看板に手書きで書いてあります。
旬の食材を使ったこだわりの料理は、どれもおいしくてリーズナブル。

軽く食べようということで、頼んだのが前菜盛り合わせ。

ひよこ豆のパテを塗ったバケットや夏野菜のマリネ、アジフライ、ペンネなど、色とりどりの前菜がのったプレートは、思った以上にボリュームたっぷり。
どれも優しい味でおいしくて、ワインを片手にゆっくり楽しむのにぴったりでした。

次にしらすのパスタを。
あっさりめのペペロンチーノはパスタがもちもちで、しらすの塩味がアクセントになっていました。

最後に欠かせないのがデザート。
奥さんがさっと黒板を持ってきてくれて、その中からピックアップしたのがりんごのタルト600円と、ヌガーとナッツなどを練り込んだアイスクリーム(名前を失念…)400円。
りんごのタルトは添えるアイスクリームをバニラ、塩バニラ、シャーベットから選ぶことができます。
ヌガーのアイスクリームは、ナッツがゴロゴロで香ばしく、食べ応え抜群。
このコスパ、すごくないですか!?
どれも手作りの味で本当においしくて、幸せでした。

バオバブ食堂は、駅前という好立地にもかかわらず、平塚市民でも知らない人が多い穴場レストランです。
こんなにおいしくてコスパ最高のお店なのに残念な気もしますが、今でもランチタイムは並んで待つこともあるため、あまり知られてほしくないような…。
いつまでも変わらずいてほしいお店でした。

バオバブ食堂
住所:神奈川県平塚市宝町5-28
アクセス:JR東海道線「平塚駅」北口より徒歩約2分
TEL:0463-23-4480
営業時間:ランチ12:00〜14:30、ディナー18:00〜22:00
定休日:日曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。