【平塚駅から徒歩3分】みんな大好き、懐かしい味の「都まんじゅう」

平塚市は、神奈川県で6位の人口25万人の都市。初めてきた友人や知人には「思ったより大きい街だね」と言われることが多いです。

理由の一つが、JR平塚駅北口のバスロータリーの大きさにあるのかも。駅前ロータリーは10番線まであり、かなり充実しています。バスは黄色い車体でおなじみの神奈川中央交通のみ。市民からは「かなちゅう」と呼ばれ、親しまれています。

その駅前ロータリー・4番線バス乗り場近くにあるのが、今回ご紹介する「つるや製菓」さん。売っている商品は、「都まんじゅう」のみ。1個42円と気軽に買えるお値段なのもうれしいポイント!

駅から徒歩約3分でアクセス抜群!平塚銘菓「都まんじゅう」

路面販売なのがうれしいポイント。バスを待っている間や、近隣の商店街や銀行などに寄ったついでにささっと購入できます。

創業はなんと昭和30年(1955年)で今年で68年目。昔からこの場所で愛されているお菓子で、市民にはおなじみ、平塚のソールフードです。

私も犬の散歩の足を延ばして、「都まんじゅう」を買いに行ってきました。
休日の午前中、お客さんが一人、また一人とやってきます。さすが、人気店。通りかかるとなんども列ができていました。

駅前で知り合いにあって話していたら、15分くらいの間に10人近くの方が買いにいらしてました。お休みの日なのに、スーツ姿の男性が数人いらしていました。老若男女に人気なので、お客さんの幅も本当に広いですよ。

人気の秘密!?作る工程が見られます

駅から来て正面が、お店の入口。側面はガラス張りで、どんな風に作られていくのが見れるんです。

ほんのりと甘い匂いの中、生地が金型に流し込まれ、あんこが入り、焼きあがっていく。かちゃんかちゃんと規則正しい音も心地よく、バスを待っている子どもたちが楽しそうに見つめていました。娘も小学校に上がる前は、通りかかると飽きるまで見ていたのを思い出します。

平塚と言えば、「七夕まつり」で、日本三大七夕まつりの一つ。大勢の方が訪れるこの七夕期間中、お店の前はかなり混みあいますので、ご注意ください。

シンプルな材料で素朴な味がおすすめの理由

原材料はねりあん(白いんげん・砂糖)、小麦粉、砂糖、卵、植物油。添加物は膨張剤のみ。とてもシンプルなもの。保存料を使っていないので、消費期限は購入日の翌日です。

買うタイミングによっては、受け取った時に、ほんのりと温かい時も。出来立てなのが分かってなんだかうれしくなります。

たっぷりの白あんに、小麦粉の生地の歯ざわりがしっかりあるのが、焼きまんじゅうならではのおいしさ。この白あんの甘さが優しくて、しつこくないので、お年を召した方から子どもまで、おいしくいただけます。

我が家では、市内の実家に行くときの手土産に買うことも多め。平塚駅前に行く時に、通りかかるとつい買いたくなるんですよね。

70代の両親も、中学生の娘、まだ未就学児の姪っ子まで、みんな大好きです。

今回は、自宅用に10個入り(箱なし)、お土産用に24個入り(箱入り)を購入しました。おまんじゅう一つが消費税込で42円なので、10個入りは420円。

箱入の場合は、24個入り+箱代で1,150円ですよ。3個ずつならべるので3の倍数が基本で、9個入り、12個入りですが、その次は20個入り、24個入り、30個入りとなっています。

焼き印にも注目

かれこれ30年以上……私が子どもころには焼き印は「都まん」の一つだけだった記憶ですが、今は種類が増えました。この焼き印の小さな女の子はみやこちゃん。

みやこちゃんは、四代目の現社長のお嬢さんが描いた絵。いろいろなバージョンの焼き印あり、月替わりでお目見えします。

実は、娘がこのみやこちゃんの柄を気に入って、バラでみやこちゃんを指名して購入させてもらったことがあります(笑)。他にも、平塚市の市制施行90周年記念したマーク「手をつなぎたくなる街」のロゴバージョンもあります。

お茶にもコーヒーにも合う、おまんじゅうなので、お茶請けにぴったり。おいしすぎて、食べすぎ注意なおいしさです。平塚駅前に立ち寄った際は、ぜひお買い求めください。

つるや製菓
住所:神奈川県平塚市紅谷町2-27
アクセス:JR東海道線「平塚駅」北口から徒歩約3分
営業時間:9:00~18:00
電話番号:0463-21-2258
定休日:水曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。