心地よい風が通り抜ける平塚市の丘公園「桜ヶ丘公園」

みなさんは幼少期によく通っていた公園はありますか?

私は小中高とバスケボール部に所属していたので、小学生の時は放課後によく友達とバスケができる公園や広場に行っていたものです。

今回は大人から子どもまで楽しめる都市公園のご紹介です!

春には満開の桜が見れる

桜ヶ丘公園は比較的新しい公園で、2008年3月30日に開園しました。

公園内には多目的広場、築山広場、花見広場、芝生広場、子ども広場、運動広場と数多くの広場があります。

2013年には「桜ヶ丘公園」の由来を示すプレートが設置されました。
そちらによると、公園のシンボルである桜やケヤキの一部はかつてこの地にあった旧神奈川県県立平塚西工業技術高校の樹を、公園設備の際に既存樹として平塚市で保存したそうです。

開園して15年経った今でも桜やケヤキ並木は地域のシンボルですし、また学校の歴史を感じさせる象徴として今も息づいています。
特に名前の通り、桜のシーズンは満開の桜が見ものです。

大きなグラウンドにアスレチックも完備

さまざまな広場が設備されていますが、この公園は大きく分けると入り口からストレッチゾーン、アスレチックゾーン、グラウンドゾーンの3つからなります。

公園手前にはストレッチゾーンがあります。
遊具は小学生などの子どもに合わせ比較的小さいものをイメージする方も多いと思いますが、身長180cmの私でも問題なく使用できますよ。
ぶらさがりのストレッチ器具は2.4メートルもあり、伸び伸びと遊具を使用できます!

公園の中央には2つのアクレチックゾーンがあります。
2つとも遊具の状態がとても良いように見えます。

1つはカラフルなアスレチックがあります。
こちらはどちらかと言えば幼児向けです。
すべり台、クライミング、秘密基地と何時間でも遊べそうです♪体力のある子どもにはうってつけですね!

もう1つシックなカラーで統一されたアスレチックがあります。
どこからでも登ることができ、ボルダリングやジップラインが設備されていて、どこか「SASUKE」を彷彿とさせるカッコよさがあります。
なんだか私が小学生だった頃よりアスレチックがグレードアップしているような気がします(笑)。

どちらも体を使って遊びながら、運動能力も養えます。小学生は特に身体能力を向上させる大切な時期なので、お父さんお母さんは積極的に連れて行ってみてほしい場所です。

公園奥にはグラウンドが広がっています。
こちらではいろんなスポーツがおこなわれています。

小学生のサッカーのクラブチームが練習しているようなグラウンドですが、貸し切りではないので誰でも使えます。

この日はキャッチボールをしている親子が2組いました。
グラウンドは十分に走り回れる広さなので、凧揚げなんかしても面白いかもしれませんね。

水飲み場やトイレは公園内に完備されていますし、遊具の近くにベンチがありますのでご家族の方は安心して遊んでいる子どもを見守ることができますね。

桜ヶ丘公園のイチオシ!バスケットコート

さまざまな広場がありますが、その中でも私が昔から愛用していたのが、バスケットコートです。

桜ヶ丘公園では3on3用のバスケットコートを完備しています。
日本では野外のバスケットコートが少ないので、こういう場所があるのはバスケ好きにとってはうれしいですよね。

もう1つ私が昔から愛用していた広場が築山広場です。
公園の名前に丘がついている通り、小さな丘があります。小さいとは言え、公園を一望できる立派な丘です。

私は夕方に桜ヶ丘公園に訪れましたが、高麗山(湘南平)はもちろん天気が良ければ富士山も見ることができます。
レジャーシートをひいてのんびりするのにも最適です。
自転車で丘をゆっくり下って楽しそうにする親子が微笑ましかったですね。

桜ヶ丘公園は、県立高校として未来を創ってきた学校から形を変えて、大人から子どもまでみんなが足を運び入れる都市公園となって平塚市に根付いています。

同じ規模感でここまで充実した公園もなかなか出会えないと思います。

もう少し寒い時期は続きますが、冬も明けて暖かくなってきたタイミングで運動がてらぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

桜ヶ丘公園
住所 : 神奈川県平塚市桜ケ丘100
アクセス : バス 
JR東海道線、平塚駅北口より「高村団地行き」もしくは「山下団地行き」などで「桜ケ丘公園」まで約10分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。